雑談

食品偽装のニュース

関西の某ホテルの食品偽装が話題になってますね。

この手の問題が発生するといつも思うことがあります。

飲食業界にいる私が言うと変な誤解が生じてしまう恐れがありますが…

あくまで一般論として読んでください。

①もちろん偽装した店が一番悪い。

②消費者の不勉強や思い込みが利用されている。

といつも思います。

①に関しては背景として同情の余地はあるものの、やってしまったのは悪い。

②は誤解が生じやすい部分です。

「冷凍の魚を鮮魚と偽った。」確かに偽装ですね。

この一歩手前くらいは業界内では結構やってます。どこがとかではなく一般論としてですよ。

お寿司の「エンガワ」といえば、ヒラメのエンガワが常識ですが、某回転寿司では違う魚のエンガワです。

嘘ではないです。エンガワは部位の呼び名だから…とか。

スーパーで売っている「和牛」と「国産牛」の違い知ってます?

むかし、オーストラリア産和牛って書いてあって何のこっちゃ?って思ったら、

和牛は品種で国産牛は日本産という意味だそうです。

だから和牛=国産牛ではないということ。混同しやすいですよね。

「銀ムツ」はムツじゃなくて「メロー」って魚だけど銀ムツのほうが売れる。(最近はメローと表示してある)

嘘じゃないけど意図的に勘違いさせているのか?

これは企業努力とも言えるわけで難しいところです。

ここらへんはルールに則っているからセーフ。

某ホテルのはアウト。

言いたいことは

①アウトはダメだけど一歩手前のセーフもいっぱいあって踏み越えて     しまう企業も多い。

②セーフの部分も消費者が少しは勉強しないと、思ってたのと違ったの?ってことになる。

③企業も葛藤している。

正確な表現を使いたいが伝わりにくい。まわりくどい説明より、多少誤差があってもレスポンスの良い表現のほうが売れる現実。

大間のまぐろは高いけど旨い。だからといって、大間のまぐろなら絶対旨いかと言えばそうでもない。当たりはずれがあるということ。

時期や物によってはもっと安くて旨いまぐろもある。

嘘でも大間のまぐろです。って言ったほうが売れる現実。

太平洋の真ん中で捕れたまぐろに○○産と名付けることに意味があるのか?(この手のまぐろにどこ産?と聞かれても答えようがない。)

国産と海外産、天然と養殖、生と冷凍、どれも一概にこっちが旨いと言い切れない現実。そこを曖昧にすると売れない現実。

などなど。。。

「有害でないのならおいしければ良いじゃん」って方はいいけど、

一喜一憂するなら思い込みや宣伝を鵜呑みにしないで少し考えたほうが良いのではと思ってしまいました。

最後の方はちょっと愚痴っぽくなってしまったけど、偽装したくなる気持ちがわからなくもないというのが正直なとこかな。